こんにちは。
じいちろーです。
人に色々と言う人がいます。
ありがたいなと思うこともあれば、めんどくさいと思うこともあります。
そんな中で個人的に思うことがあるのです。
それが、同じ状況にあなたもなったときに、同じようなアドバイスができるのかということ。
他人に対してアレコレやれというのは簡単ですが、同じ状況になったときにおなじことを言えるのだろうかという話です。
今回は、こんな話を書いていきたいtなと思います。
同じ状況でも言えるのか?
人にアレコレ言う人ってたくさんいます。
そういう人は同じ状況を体感したこと無いのではないかって思うのです。
同じ状況でも同じことがいえるのか?って思うのです。
人の悩みや何によって足が止まっているか?
それを知らないと何をいっても同じだと思うのです。
人に対してアレコレいえるのは自分だったらその状況を打破できる選択を選べるから言っているのだと思うのです。
それは正しいと思うのですが、自分が本当に同じ状況になったことがあるのかと思うのです。
性格、環境、育ってきたもの
同じ状況になったことがあるという人もいると思います。
でも、本当に同じだと言えるのでしょうか?
今、まったく同じ状況に置き換えることはできるとは思います。
ただ、その人の性格や生き方、育ってきた環境までまったく同じ状況・歴史でその場に置かれたわけではないと思うのです。
同じ性格、同じ環境、同じ育ってきた歴史でその人と同じ状況に置かれたときに、全く同じことが言えるのでしょうか?
きっと、同じように悩んだり同じように苦悩したりすると思います。
今のあなたの魂を、その人の中に入れるようなイメージですね。
そうなったときに、同じ痛みを感じ、同じ恐怖を感じ、同じ苦悩を感じると思うのです。
それでも、やっぱりアレコレいうことができると言う人はそう多くは無いと思います。
人のことを理解するなら背景まで理解する
本質的に人のことを理解するのは難しいと思います。
あなたと他人というのは本質的に別物です。
だから相手のことを本当に理解するのは難しいです。
でも、だからといってそれが相手を理解しようと努力することを放棄するのは違うと思います。
同じく理解するのであれば、ちゃんと相手の背景まで知るというのが大切だと思います。
- 相手と同じ状況になったとしても、同じことが言えるのか?
- 相手と同じような育ちだったとしても、同じことが言えるのか?
- 相手と同じような性格だったとしても、同じことが言えるのか?
そんなことを真剣に考えてみてもいいと思います。
環境や性格、遺伝子などによってその人が形成されている
人を形成しているものっていろんな要素があると思います。
性格や体格など遺伝子レベルのものがあれば、育ってきた環境や読んだ本など。
いろんな要因が絡んで今のあなたが作られているはずです。
そういう意味で人ってまったく同じ人っていないですね。
遺伝子レベルで同じである双子であっても、後天的に違う経験をすることでまったく別の性格になったりするわけですから。
となると、違いがあるのが当たり前。
違いを理解した上で人に対してなにかを言うのが、うまくいくやり方なのではないかって思うのです。
自分だったああする、こうすると言っとしても、相手にとってはポカンとするだけかもしれないです。
違いがあるわけなので、あなたの言っていることがそのままでは通じないでしょう。
なぜ違いがあるのか、何が違いなのか?
それを理解しながら助言できると最高だなと思います。
理解してようとするとそれが伝わる
相手のことを理解しようとすると、それってちゃんと相手に伝わります。
どこまで理解できたかが大切なのではなくて、相手を理解しようとしたことが大切なのです。
相手を理解しようとしたときに、その姿勢が相手に伝わります。
自分のことを理解しようとしてくれているということや、自分のことを大切にしようとしてくれていることがちゃんと伝わります。
そうなれば、あれやこれやと言わなくても、言いたいことが相手に伝わったりします。
相手をコントロールしようとしなくても、あなたが伝えたいことがちゃんと伝わります。
力で理解させようとしなくても、ちゃんとつたります。
だから、まずはちゃんと相手を理解しましょう。
そうすれば、一番いい形であなたの伝えたいことが伝わりますから。
相手を宇宙人だと思ってみる
相手を理解しようとするときのコツをちょっと書いてみます。
それが、相手を宇宙人だと思うことです。
外国人と思ってもいいのですが、外国人だと同じ人間なのでちょっと偏見がでてしまいますよね。
だから、宇宙人だと思えばいいのです。
- どんな星から来たのか?
- どんな習性があるのか?
- どういうことに喜びをかんじるのか?
- どういうことを嫌がるのか?
一つ一つ確かめるように話を聞いてみるといいと思います。
変に判断を入れる必要はなく、「へー、そうなんだ」と受け入れればいいのです。
そういう性質の生物なんですね…くらいの感じで大丈夫です。
違いを知るのは相手をよく知ることことなだけです。
あなたと違いがあったとしても当たり前。その違いがあることを受け入れればいいだけです。
それをなんとかしないとと思う必要はないのです。
違いを楽しむ
違いがあるということはすごくいいことです。
生物の生存戦略的にも理にかなっています。
違いがあるからこそ、生き残る確率があがるわけです。
だから、生き物である以上違いがあるのは仕方がないこと。
違いを認めつつ、どうやったら理解してうまくいけるかを考えるのがいいと思います。
違いがあることで活かし合うことができるし、違いがあるからこそあなたの立ち位置を把握することができます。
みんなが同じだと自分の立ち位置すら把握することができません。
違いがあることで、相対的な位置関係ができて、自分のことがよく理解できます。
違うということはいいことでもあります。
うまく違いを活かすことに力を注げるといいですね。
違いを認められると自分も変化しやすい
違いを受け入れられると、自分が変化したいと思うときにも変化しやすくなります。
こうでないといけない、こういう形でないといけない、こういう風にいきないといけない。
そんな風に思っていると、人のことをジャッジしてしまうし、何より自分だそういう風に生きることができなくなってしまいます。
あの人は好き勝手に生きてなんてヤツだ!!!みたいなことを考えている人は、好き勝手に生きることはできないですよね?
好き勝手に生きる人を嫌っているからこそ、自分が好き勝手に生きることができないのです。
嫌っている様な人間になろうとは思わないですよね?
自分で制限をかけてブロックをつくっているわけです。
自分が自由に性格を変えたり、自由に行動するのには、自分と違いがある人のことを受け入れるのがてっとり早かったりします。
受け入れられていることは自分もそうなってもいいという許可でもあります。
だから、違いを受け入れるというのは自分のためでもあります。
より自由に、より寛容になるためにもいい方法だと思います。
まとめ
人との違いを受け入れてみるとすごくいいことがあります。
相手の立場をより理解することができるし、自分もより自由になることができます。
単純に今の自分を相手に押し付けるだけでは何も解決しないと思います。
違いがあるのが当たり前であるから。
だから、違いを受け入れた上で相手とより良い関係を築くほうが建設的だとおもいます。
今回の記事があなたにとって何か変化を与えるきっかけになれば最高です。